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箏の事典 -- 箏の歴史 --

〇章『「箏」と「琴」』

一般的に「こと」というと「琴」と書かれる事が多いと思います。
しかし、現在の日本の「こと」は「箏」と書くのが正しい使い方です。

「箏」は、絃の音程を調整するための「箏柱(ことじ)」という可動式の支柱を持っています。 しかし「琴」には、そのような支柱なく、ギターのように手で絃を押さえて音程を調整します。
そのような全く構造の違う楽器が、なぜどちらも「こと」と言われてしまうのか?
それは、箏の歴史を紐解くと見えて来ます。

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Last modified Date: 2005/11/08 07:00:00 GMT+09:00:00
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